鈑金とは、損傷した鋼板を工具または機械を用いて復元する作業です。
狭義(言葉の狭い意味)に、自動車ボディーの叩き出し作業、広義(言葉の広い意味)に部品脱着・骨格の修正・パネル交換の復元修理、これに付随する作業のことを言います。
ほとんどの車両が、樹脂製バンパーカバーや(フェイス)で構成されており、近年ではフードやフェンダー・バックドアに樹脂素材パーツを採用する車両も増えています。
これら樹脂素材パーツの修正は、広義では鈑金修理に分類されますが、あくまで樹脂素材なので、作業区分を「鈑金」では無く「修正」という表記でお見積り書を作成します。
自動車の損傷した鋼板または樹脂パーツの鈑金修正後、補修塗装を施し、磨き、仕上げます。
鈑金と塗装の境目、復元修理の後半です。
原状回復ですので、色を合わせる事はもちろん耐久性も確保します。
「色が合わないから全塗装する」「用途外の高機能塗装をする」「色が合わない艶不足の補修塗装」など、修理によって車両の価値が変動することはいたしません。
補修塗装を行う際は、付属品の取り外し・取替えが必要な場合は、事前にお客様への確認をいたします。